育毛剤を使わなくても髪の毛を増やす15の秘訣
年を重ねるとともに髪の毛の減少が気になっていませんか?
放っておくとますます薄毛が進行してしまいます。
抜け毛の原因を改善して正しく髪の毛を増やす方法を実施すれば、ハゲの進行を確実に防ぐことができます。
ここで紹介している髪の毛を増やす秘訣を実施して増毛の実現につなげてください。
Contents
睡眠不足を解消する
睡眠中には、髪を成長させるホルモンが盛んに分泌されますが、睡眠不足や不規則な睡眠は、これらのホルモンが不足する状態になり、薄毛の原因となります。
理想は、髪成長のホルモンが盛んな「夜10時~午前2時」を含む質の良い7時間前後の睡眠。
ただこの時間に睡眠を取るのが難しい人も多いでしょう。その場合は、とにかく深く熟睡、質の良い睡眠を取ることが重要です。
浅い眠りでは、成長ホルモンもうまく分泌されません。大切なのは、睡眠時間の長さではなく、質です。
熟睡するためには、就寝前にリラックスすること、ストレスや疲労をため過ぎないことが重要です。
ストレスをためない
ストレスは、血行不良、髪の材料になるタンパク質の合成の悪化、抜け毛要因の男性ホルモンの増加、皮脂の過剰分泌、頭皮の硬化、睡眠障害などを引き起こし、髪に悪影響なことばかりです。
なので過度のストレスはハゲを一気に加速させるのです。
ストレス発散、心身を癒すことを試してみましょう。
ストレス解消の基本は、「体を動かす」「心を動かす」「休む」「遊ぶ」「ふれ合う」ということします。
例えば、趣味や運動、音楽を聴く、寝る、動物を触れ合う、お風呂にゆっくり入る、友達をおしゃべりするなど自分にとって楽しいこと・リラックスできることをやってみましょう。
バランスの良い食事
髪の成長には、当然、栄養が必要です。育毛に良いとされる栄養素もあります。
もし栄養が足りていなかったり、偏った食事をしていると薄毛に影響をもたらす要因の一つとなってしまっています。
育毛に良いとされる栄養素が、良質のタンパク質、ビタミン・ミネラルなどです。
これらをバランス良く摂取することが大切です。
良質のたんぱく質としては、大豆や豆類など、ミネラルは、魚介類や海藻類など、ビタミンは、緑黄色野菜や果物などに豊富に含まれています。
これらを偏らないように毎日バランス良く摂取するようにしましょう。
栄養バランスの取れた食事で、血行が良くなります。
そして血行が良くなると、頭皮に栄養分が十分に行き渡るようになり、育毛効果が高まります。
逆に栄養が足りていないと髪が成長できないことに。
例えば、過度な食事制限によるダイエットをするとで抜け毛が大量に発生してしまいます。
偏った食事も髪の毛に良くありません。
肉が中心の食事だったり、高カロリーの食事は、薄毛に悪影響。
特に脂肪の摂り過ぎは、皮脂を増やし毛根が弱くなる原因になります。
食べ過ぎで良くないものとして動物性たんぱく質が多い牛肉や豚肉や卵、マヨネーズなど、インスタント食品やポテトチップスなどのスナック菓子。
また甘い飲み物や炭酸飲料、コーヒーなども摂りすぎると育毛に悪影響となるので控えましょう。
喫煙は止めるか控える
喫煙がもたらる悪い影響として「毛細血管を収縮させる」、「血中の酸素を減少させる」、「血中の酸化コレステロールを増やし血管を詰まらせやすくする」、「体内のビタミンCを減らす」などがあります。
これらは、血行不良や栄養を毛根に届けにくくしたり、頭皮が固くするのでハゲまっしぐら。
減煙・禁煙を決意しましょう!
過度の飲酒は避ける
適量の飲酒は、血行促進作用も期待できるので有害とも言えません。
ただし、大量のアルコール摂取は、育毛に悪影響を及ぼします。
アルコールを分解するために肝臓でアミノ酸を使います。
お酒を飲みすぎると大量のアミノ酸が使われ、たんぱく質を作るためのアミノ酸が不足し、髪の毛に十分な栄養が行き渡らなくなります。
日常的に多量のお酒を飲んでいるとどんどん毛髪の形成力が弱まり、芯の弱い毛髪しか生えず、成長しきれずに抜けてしまうのです。
またお酒を飲んで寝ると睡眠の質が低下するので睡眠中の髪の成長促進効果は半減してしまいます。
飲酒は適量に楽しむことが育毛につながります。
肩こりを解消する
肩や首がこると筋肉が硬直し、血行不良が起こります。
頭皮への栄養素も当然肩や首の血管を通りますので血行が悪くなると頭皮への血液の供給も鈍くなります。
血流不足は、髪の毛の栄養不足に大きなダメージを与えます。
肩や首の筋肉が硬直を続けると、頭皮にも血液が上手く行き届かなくなるので、肩が凝っているということは、頭皮も凝っているということになるのです。
肩こりを改善しましょう。
カラーリングに注意
ヘアカラーやヘアブリーチは薬剤で髪の組織を人工的に変化させるので髪に良いはずはありません。
また薬剤が地肌に付くとダメージを与え、毛穴を詰まらせ抜け毛を増やす原因になります。
ヘアカラーを止めるか使用頻度を減らすなど工夫しましょう。
同じ髪型はやめる
分け目の位置が同じ髪型をしていると分け目部分に負担がかかり抜け毛を引き起こすことがあります。
またポニーテールやアップヘアなど過度に髪が引っ張られる髪型を続けていると薄毛の原因となります。
ときときヘアスタイルは変えるなど工夫しましょう。
紫外線に気を付けよう
紫外線を大量に浴びると髪の毛が傷み、頭皮も日焼けさせます。
頭皮に紫外線が当たると乾燥したり、炎症を起こしたりして薄毛・抜け毛の原因となります。
紫外線に当たりすぎないよう外出時には帽子や日傘などを活用しましょう。
帽子をかぶるときは注意
帽子をかぶっていると抜け毛が増えることもあります。
帽子をかぶることで内部が蒸れて雑菌が繁殖することで汚れや毛穴詰まりを起こし毛根の働きを阻害します。
また頭にフィットする帽子をかぶっていると頭部が締め付けられ、血行不良を引き起こす可能性もあります。
ヘルメットでも同様です。
一方で頭皮に紫外線を浴びると日焼けをして頭皮はカサカサになり、炎症を起こし、毛根にダメージを与えます 。髪の毛も傷みます。
紫外線を遮るために帽子は有効な手段となります。
通気性の良い帽子をかぶり、汗をかいたら、頻繁に帽子を脱いで拭き取ったり、帽子を脱いだ後のヘアケアに気を配りましょう。
頭皮が乾燥しないように
乾燥は、髪の柔軟性がなくなり、パサツキ、切れ毛、枝毛の原因になり、髪の毛自体が傷みやすくさせます。
さらに乾燥で発生する静電気でブラッシングすると髪の毛や毛根を傷つけ抜け毛を増やす原因にもなります。
乾燥肌の頭皮は皮脂が少なく細菌から守られていない状態となっています。乾燥することで細菌が多く発生した頭皮は、毛髪が育ちにくい環境になってしまいます。
また、頭皮が乾燥すると髪を成長させる細胞の働きが衰えたり、角質層が荒れて育毛剤が浸透しにくくなるなど育毛に悪い影響を及ぼすのです。
しかも頭皮の血行が悪い人は、乾燥を加速させる原因となります。
乾燥肌の人がシャンプーをしすぎると乾燥がさらに進み、頭皮がよりダメージを受けやすくなります。
育毛剤やシャンプーやヘアコンディショナーなどのヘアケア用品は保湿効果の高いものを選びましょう。
冷え性を改善しよう
冷え性の人は血行が不良になり、末端まで血流が不足して抜け毛の原因となります。
特に頭皮は、体の中でも血行が阻害されやすい部分で冷えによる血流の低下が重なれば、簡単に毛根の血流不足や栄養不足に陥ってしまいます。
冷え性は改善には時間がかかりますが、正しい対策を打つことで改善できます。諦めず継続しましょう。
まずは身体の血行をよくすることが冷え症改善の第一歩です。
肥満を解消しよう
肥満人の特徴は脂肪が多いこと。
脂肪が多いと皮脂腺から分泌される皮脂の量も多くなり、毛穴が詰まりやすくなり、毛根が酸欠状態になり髪の成長を阻害します。
また皮脂が多いと頭皮に炎症を起こしやすくなります。
肥満になるとコレステロール値が高くなりやすく血液がドロドロになり、血液の循環が悪くなり育毛にも悪影響。
肥満による血行不良は髪にとっては致命的といえます。
痩せましょう!
極端なダイエットは控えましょう
絶食や無理な食事制限、偏ったものしか食べないなどのダイエットを続けると頭皮へ十分な栄養が届かず、髪のコシ・ハリがなくなり、どんどん髪の毛が抜けてしまいます。
さらに無理なダイエットはストレスを高めるので髪の毛が抜けやすい状態に陥ってしてしまうことになります。
運動などを取り入れて無理のないダイエットを行いましょう。
正しくドライヤーを使う
入浴後、髪を乾かすためにドライヤーを使わず、自然乾燥させる人も多いですが、頭皮が乾くのに時間がかかることで蒸れやすく雑菌が繁殖しやすくなります。
逆にドライヤーで乾かし過ぎると髪の毛に潤いがなくなり、傷むことになります。
また熱風を当て過ぎると髪の毛が傷んだり、熱で頭皮がダメージを受けます。
正しいドライヤーの使い方を学びましょう。
まず吸水性の良いタオルで髪の毛を挟みこんで軽く叩くようにしてやさしく水分をふき取るようにしましょう。
ドライヤーの温度は低めに髪の毛との距離は20センチほど。熱風が一か所に集中してしまわないよう小刻みに動かしながら広い範囲でドライヤーを当てていきます。
ドライヤーを使う時間は、短時間で、乾燥させすぎると髪の毛が焦げたり、頭皮がカサカサになってしまいます。
湿り気が残っている程度で終了させ、あとは自然乾燥に任せましょう。
髪を乾かすには、ドライヤーと自然乾燥を上手に併用することが育毛にもプラスになります。
正しいシャンプー方法をマスターする
洗髪は毎日行うべきですが、正しい方法で行わないと逆に抜け毛を増やしてしまうことになります。
例えば、爪を立てて洗髪したり、すすぎが中途半端でシャンプーが残っていたり、1日に何度も洗髪したりするのは、逆効果になります。
正しいくシャンプーをすることで髪・毛穴の汚れをきれいに落としたり、マッサージ・温効果で頭皮の血行を良くすることが期待できます。
洗髪は夜だけがおススメ
頭皮を清潔に保つために洗髪は必須です。ではいつ洗髪するのか?
夜に洗髪せず、そのまま寝てしまうと汚れや分泌された皮脂が頭皮に付いたままになります。
汚れや皮脂は、細菌が繁殖されやすく、頭皮環境が悪化し薄毛につながります。
朝シャンをすると紫外線から頭皮を守る皮脂までもを取り除いてしまい、紫外線からのダメージをまともに受けてしまいます。
また朝は忙しいのでしっかりとすすぎもできず、頭皮が不衛生になることも。
朝夜2回シャンプーするとどうでしょうか?
夜シャンプーで皮脂を落とし朝シャンプーまで8~10時間程度で次の皮脂を落としてしまうので頭皮が乾燥した状態になります。
頭皮の乾燥を補おうと逆に頭皮の皮脂腺から大量に皮脂を分泌します。すると頭皮の乾燥状態と皮脂が多い状態が交互に起こることになります。
この状態になると頭皮ににきびや赤みできやすくなります。
冷房の効きすぎ
冷房を使うと室温が低くなりますが、加えて湿度も下がります。
湿度が下がると乾燥で頭皮が乾いて細菌が多く発生し、毛髪が育ちにくい環境になってしまいます。
また、頭皮が乾燥すると髪を成長因子の働きが弱まってしまいます。
特に外から冷房のある部屋に入ると頭皮が急速に乾燥して毛穴にたまった皮脂が固まりやすくなり、血行が悪くなるのです。
冷房で身体が冷えると血管が収縮して血行が悪くなるので髪の毛に栄養分が運ばれにくくなるということになります。
対策としては、常に体を低温にしないようにすることがポイントです。冷えは足元から来ることが多いので特に足は冷やさないようにしましょう。
体を温めるように温かいものを飲むようにします。
また加湿器を併用したり、エアコンの風に直接当たらない、風量を弱にする、温度を上げるなど工夫しましょう。
さらに洗髪時のトリートメントケアや洗髪後すぐにドライヤーで髪の毛を乾かすことで乾燥を防ぐことができます。
積極的に運動する
運動をすると血流が増して頭皮の血行も良くなるので髪の発育のプラスに働きます。
激しい運動である必要はありません。基本は、有酸素運動で酸素を取り入れながら、長時間行う運動がベスト。
ウォーキングやストレッチなどでも十分な効果が期待できます。
また運動はストレスの解消や良質な睡眠にもつながります。
運動不足は血行不良を引き起こし、送られる栄養も減り、毛乳頭の力が弱ってしまいます。
頭皮マッサージをする
ハゲている人の多くは頭皮が硬く張っています。
男性の頭皮は20代前半まで成長を続けるのに頭蓋骨は40歳ごろまで成長するといわれています。結果、頭皮が徐々に引っ張られていきます。
また重力によって頭皮が引っ張られ、硬く突っ張った状態となります。
特に頭の形がイビツな人は、「角」に当たる部分がツッパリ、頭皮がカチカチに硬くなります。
頭皮に余裕がなくなれば、血行不良で毛根に栄養を運ぶ働きも悪くなると、髪は徐々に細くなります。
頭皮を柔らかくし、血行を良くするために頭皮マッサージをしてみましょう。主に頭部のツボなどを刺激し血行や新陳代謝を促進します。
特に入浴後は、体が温まりリラックスした状態なのでマッサージ効果も高くなります。
冷水シャワーで育毛
洗髪中に頭皮に冷水をかけると何が起こるのでしょうか?
お湯で洗髪すると頭皮は温まり、毛穴は開きがちになります。そこに冷水をかけると毛穴をキュッと引き締まります。
冷水で頭皮を刺激することで血行がよくなります。また毛穴引き締めで抜け毛を予防する効果が期待できます。
風呂場で座って頭を下げてシャワーで冷水をかければ、体に冷水がかかりません。
お湯と水の切り替えを2~3回繰り返すと良いでしょう。
育毛に良い食品
バランスの良い食生活は重要。
中でも育毛に効果的とされる食品は積極的に摂りたいですね。
・イソフラボン
薄毛の原因となる男性ホルモンのテストステロンの分泌を抑制します。
納豆や豆腐など大豆食品に多く含まれます。
・ごま
ごまに含まれるタンパク質や亜鉛、ビタミンB2は髪の生成にとても役立ちます。またセサミンは強い抗酸化作用があるので血管などの細胞を若返らせたり血流を良くする効果があります。
・青汁
青汁の主な成分は、たんぱく質、脂質、糖質、リン、カルシウム、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、葉緑素、食物繊維など。
血液をサラサラにする効果や髪の成長を促す効果が期待できます。
・黒酢
黒酢には血液をサラサラにする効果があります。
また黒酢に含まれるアミノ酸や有機酸、ミネラルは髪の発育に重要な栄養素。
・亜鉛
亜鉛は牛肉、豚レバー、魚介類などに含まれますが、特に牡蠣に豊富に含まれます。
髪を生成する際に亜鉛が必要となります。
他にもナッツ類、唐辛子、海藻類、コラーゲン、緑黄色野菜、柑橘類、高野豆腐、いわし、乳製品、緑茶、玉ねぎ、牛もも肉、豚レバーなどもあります。
結局、バランスの良い食事が良いということになります。
髪を増やすまとめ
髪の毛を増やす秘訣はいろいろあります。
まずは生活習慣の改善が育毛において非常に重要になります。例えば、睡眠・食生活・ストレス・喫煙・飲酒などの習慣が育毛に大きく関与しています。
抜け毛予防のために生活習慣を見直してみましょう!
その上で食事・運動・マッサージ・冷水シャワーなどの積極的な行動で発毛を促すことができればと思っています。
これらの改善をしつつ育毛剤を併用すれば、より効果が期待できると思います。